2016.11.25

"繊細で上質な日本美"をユニークな切り口で楽しむ日本画美術館 #代官山

アートに溢れる代官山

最先端のアパレル店や話題のカフェの立ち並ぶ、東京屈指のお洒落エリア・代官山。代官山といえば、ぶらぶらお買い物して、ランチして…そんな楽しみには事欠かないイメージが強いけれど、このエリアの魅力はそれだけではありません。

少し歩けば個性豊かな美術館に出会える、”アート”が溢れた街でもあるのです。
 今回は、上質な日本画コレクションの数々で、美術に造詣の深い方はもちろん、日本画ビギナーでもその魅力に開眼すること間違いなしの美術館へ!

50年の歴史を持つ、上質な日本画美術館

最寄りの恵比寿駅前の賑わいを過ぎ、歩くこと10分。広尾の閑静な空気に包まれた「山種美術館」に到着です。

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img_4445-min同館は、山種証券(現SMBCフレンド証券)の創始者・山﨑種二氏の個人コレクションを基に1966年に開館した、日本画専門の美術館。

その魅力は開館50年を経た歴史と、画家と交流を結ぶ中で醸成された上質な近・現代日本画コレクション!脈々と受け継がれる日本美術の歴史と今を知るのに欠かせない、重要画家の作品が目白押しです。

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日本画初心者にも優しい、ユニークでポップなテーマの展覧会

もう一つの魅力は、足を運びやすいキャッチーな展覧会。

Kawaii 日本美術 ―若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで―」(2014年特別展)、「クールな男とおしゃれな女 ―絵の中のよそおい」(2014年)、「伊藤若冲 生誕300年記念 ゆかいな若冲・めでたい大観 ―HAPPYな日本美術―」(2016年特別展)など、誰もが興味をひかれるようなフックの効いた展覧会の数々。内容も、解りやすい構成と易しい解説で、日本美術デビューにもってこいの工夫満載です。

日本画の伝統、繊細さや気品だけでなく、意外な「かわいさ」「面白さ」…そういった魅力も発見できることうけ合い。筆者も同館を訪れる度に日本画の新たな一面に出会っては、ハッとします。

また同館には和服姿の方もちらほら。実は、展覧会によっては着物で訪れると入館料が割引になる制度が。併設の「cafe 椿」では展示に合わせた和菓子等を頂けるので、着物で訪れて和の気分を高めてみるのもいいですね。

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美術館周辺のお散歩ロードも充実

鑑賞後は広尾の街を散策したり、恵比寿でお買い物したりと楽しみは沢山。代官山へも徒歩15分程なので、今の季節、色づき始めた街路樹を眺めてのんびりお散歩は如何でしょう。

img_4434-min徒歩圏に、ゆったり充実した時間を過ごせるヒントが多く潜む代官山エリア。
そこに”アート”のアクセントをくれるスポットはまだまだ沢山あります。
 
<山種美術館>

2016年10月8日(土)~12月4日(日) まで「速水御舟の全貌〜日本画の破壊と全貌〜」開催中
住所:〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36
TEL:03-5777-8600
開館時間:午前10時から午後5時(入館は閉館の30分前まで)


※特別展開催時の開館時間は変更になる可能性あり
休館日:毎週月曜日(祝日は開館、翌日火曜日は休館)、展示替え期間、年末年始
美術館サイト:http://www.yamatane-museum.jp/

書いてくれた人

haushinka

カメラ片手に各地の美術館をめぐる20代女子。様々な作品に出会い、美術館の空間・建築に感激し、美味しいものを食べながら周辺の街歩きをするのがライフワーク。そんなアート旅をご紹介するブログを随時更新中。

ブログ「美術館巡りの小さな旅」:http://ameblo.jp/girls-artrip/

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