2017.2.7

築地場内の人気レストラン街「魚がし横丁」へ、“わざわざ”お魚を食べに行こう #築地

名店が目白押しとなっている築地場内「魚がし横丁」。本来であれば、2016年11月7日に豊洲に移転されるはずでしたが、ラッキーなことに現在も同じ場所で営業を続けています。一度でも足を運んだことがある方ならお分かりだと思いますが、この“場内”が人を惹きつけてやまない理由は、あの立地、あの建物、そしてあの趣深い雰囲気のなかにあります。移転が延期になった今だからこそ訪れておきたい、築地場内らしさを満喫できるお店を、築地駅からアクセスのしやすい順にご紹介します。

1.岩佐寿し(1号館)

オレンジ色の暖簾が目印のこのお店は、市場関連のいわば“玄人”のお客が多いことで知られています。仲買いが本業というだけあってネタの良さは格別で、鮮度が命と言われる貝をふんだんに使った「貝づくし」(3,600円)がいただけるのは、広い築地といえどここだけ。

2.寿司大(6号館)

築地の寿司屋の代名詞とも言える人気店。にぎり10貫に巻物と玉子、さらに好みのもう一貫が付けられる4,000円(税込)の「おまかせセット」を求めて並ぶ行列の長さには驚くばかりですが、せっかくなら時間など気にせずに最後尾へ。

3.大和寿司(8号館)

寿司大と双璧をなす築地の寿司の名店です。手早く握られた寿司をすばやく手でつまんで、食べ終わったらすぐに店を後にする。そんなせっかちな江戸っ子スタイルが似合います。「おまかせセット」は、にぎり7貫に巻物とお味噌汁で3,500円(税込)。

4.うなぎ 米花(8号館)

海鮮丼を出すお店が多い築地にあって、多くの食通が一番に名を挙げるのがこちらのお店。飾り気のない“漁師風”とでも呼びたくなる風貌には少し面食らいますが、ネタの質の良さは素人目にも明らか。看板にもなっている「うな重」(3,500円)やその他のメニューにも定評があります。

 

まとめ
築地というと日本人なら誰でも知っているうえ、しかも銀座から目と鼻の先。ところが、意外に心理的には遠く感じられて、東京に住まいがあっても行ったことがないという方が案外少なくありません。市場として世界最大と言われる規模を誇り、世界から観光客がひっきりなしに訪れる“名所”にひとたび足を踏み入れ、取引されている新鮮な食材の温度とは対照的な、圧倒的な熱量を目の当たりにしたなら、どうしてもっと早くこなかったのだろうと後悔するに違いありません。移転問題の是非はともかく、築地をまだ知らない方にとって、移転が先延ばしになったことは間違いなくシアワセなこと。下調べも、目当てのお店も必要ありません。ぜひその身一つでお出かけください。

書いてくれた人

岸谷旬也

フリーランスライター。AIやIoTなどスマートな社会を実現するテクノロジーや、ファッション、建築などの文化事象が今の関心事。

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