2017.5.23

京都に暮らすように泊まる。町家をリノベした宿『十六夜』

 京都・西陣の閑静な住宅街に、機屋をリノベした宿「十六夜」が 5 月上旬にオープンしました。十六夜とは満月の次の日の少し欠けた月のことで、「控えめな」「謙虚な」という意味があるそうです。祇園や河原町など賑やかな場所から離れて、静かに営業した いとの願いからこの名前になりました。

 一日一組限定で、1F は居間、2F は寝室となっている一棟に泊まることができます。町家の間取りをそのままにしており、随所に名 残を感じさせる梁や家具が残っています。近所には今も機屋として営業している建物 があり、日中はカタンカタンと懐かしさを感じる音が聞こえるのも、なんだか癒されま すね。

 おしゃれな入り口から入ると、まず土間が広がっており、障子を開けると受付がありま す。昔ながらの町家のように、店、中の間、奥の間という間取りになっています。 

 こちらがメインの居間。広々としており、ソファーから坪庭が眺められます。 

 障子は雪見障子になっており、下側の障子が上に開くことによって雪の積もった坪庭 を眺められる仕様に。  坪庭は四季折々の景色を楽しむことができます。今回訪れたのは 5 月だったので、 青々としたモミジが見られました。紅葉の時期にまた来たいです。  キッチンは既製品ではなく、手作りで作ったというこだわり。広めのキッチンで、「暮らすように泊まる」というコンセプトを実現しています。 

 2階の寝室へ上るには、この箱階段を使用します。うなぎの寝床のような京町家にお いて上手く収納スペースを作り出す箱階段は大切なもの。 

 寝室は、明治時代の梁がそのまま残っているので頭上に注意。

 以上、西陣の町家ホテル「十六夜」でした! 繁華街の喧騒から離れてゆっくりと過ごしたい方にはぴったりの宿です。最近町家をリノベしたカフェや飲食店は多いのですが、ホテルというのは新しいので はないでしょうか。近くには北野天満宮や大徳寺などの観光スポットもあるので、京都に旅行に来た方 はぜひ泊まってみてください!

京町家の宿

「十六夜 izayoi」

京都市上京区西芦山寺町 90-1

TEL : 090-6564-1902

書いてくれた人

KYOTO STYLE

『京都をつまみ食い』 京都の「こんなお店やイベントあるんだ!」をご紹介します。

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