2016.11.22

豊かな自然と文化を尊ぶ、懐の深い街。海は発想の源にも──ミネシンゴさん #逗子・鎌倉

山から見る夕暮れの美しさ。中心街にはおいしい店も多い

 海や山といった自然の魅力に加え、文化を尊ぶ土壌や都内へのアクセスの良さもあり、近年ではお隣の鎌倉や葉山とともに、訪れるだけでなく住んでみたいと思う人が増えた。7年前にここへ越してきたミネさんも、このエリアに魅せられたひとりだ。

「もちろん海側もいいんだけど、ぼくは山側も好きです。特に披露山公園はすごく落ち着くし、夕暮れ時とか、素晴らしい景色を見ることができる。あと去年から、池子の森自然公園が解放されたので(それまでは米軍の接収地)、子ども連れの家族が気軽に楽しめる場所も増えた気がします」

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夕方の披露山公園。景勝地として知られる

 では、日々の暮らしはどうなのだろうか。

「食べるところや飲むところには困りませんね。逗子は中華の激戦区と言えるくらいうまいお店が多いけど、なかでもぼくのベストは高雄。いたって庶民的な食堂みたいな店構えだけど、何を食べても本当においしい。それからインドカレーのスパイスツリーは外せない。ここの本場のインドカレーを食べに、わざわざ遠方から足を運んでくる人がいるほどの名店で、いつも混んでいますね。イタリアンなら、J.J.Monksでしょう。七里ヶ浜にあったお店が逗子に移ってきたのですが、以前からおいしいと評判のレストランです」

 お酒もたしなむミネさんが夜に向かう先は、いくつかあるそうだ。

「ちょうどいい飲み屋さんが何軒かあります。ぼくがよく行くのは、沖縄料理のくくる食堂。ランチとディナーがあるのですが、ぼくは居酒屋みたいに使わせてもらっています(笑)。あと、なぎさ通りの立ち飲み屋、三遊亭ではふらっと寄って一杯だけ、なんてこともできる。おでん酒場のあっかんべーにも行きますね」

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スパイスツリーでは本場のインドカレーが味わえる

話してくれた人

ミネシンゴ

出版社アタシ社代表。東京、神奈川で美容師4年、美容専門雑誌『月刊Ocappa』編集部に2年在籍したのち、2011年10月にリクルートに入社。同社在籍中に美容文藝誌 髪とアタシを創刊した。フリーペーパーKAMAKURAの副代表を務め、『湘南「小商い」作戦会議』、『近い将来、鎌倉・逗子に住みたい働きたい学』でモデレーターを担当する。OZ magazineで鎌倉ネタの連載、渋谷のラジオ『渋谷の美容師』のパーソナリティーも。

話を聞いてくれた人

井川洋一 いがわよういち

主にスポーツを描く文筆家。NumberSportivaなどに寄稿するかたわら、「ノーリミット、ボーダーレス」を信条にフィールドは選ばない。香港時代のサッカーチームの仲間に誘われて、本サイトの編集に参加し、ときどき執筆と撮影も。