2016.11.28

知ってほしい! じつはとっても住みやすいこの街の魅力──林由佳さん #大森

ほっとひと息つける、癒しスポット

 お店を切り盛りしながら、やんちゃな兄弟のお母さんでもある林さん。仕事に家事に育児にと毎日フル回転だが、燃料が切れたときはどうしているのだろう?

大森東口整骨院という整骨院にある酸素カプセルで充電しています!」

 大森駅東口から徒歩3分、竹原慎二&畑山隆則ボクサ・フィットネス・ジムに併設されている整骨院だ。

「ウチのお客さんに、ここのジムに通っている方やプロボクサー、トレーナーの方がいて、誘っていただいたんです。仕事の合間を見つけて酸素カプセルを初めて利用したんですが……あまりにも気持ちがよくて、爆睡してしまいました(笑)。疲れがスーッととれます。30分から利用できるので、ちょっとでも疲れをとりたいときや仮眠をとりたいとき、月2、3回は行きますね。本当は2、3日に1度は行きたいところですが(笑)。行きはじめたらクセになりますね」

 もうひとつの癒されスポットは、大井水神公園。大森駅から大井町方面の線路沿いに長く細く伸びる公園で、散策路のほか、児童向けの遊具や砂場などがある。地元では有名な桜の名所らしい。

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リラックスしたいときは大井水神公園へ

「春は桜がとてもキレイで、見ごたえたっぷりです。普段も、ほっとひと息つきたいときにも立ち寄りますね」

 聞けば、林さんは、仕事が休みの日もついつい大森に来てしまうらしい。

「お店の様子が気になって、見に来てしまうんですよ。大森に行くついでに、子どもたちを公園に連れて行ったりもしていますね。近くに、入新井西公園というSLや子ども用自転車コースのある公園や、海のほうに大森ふるさとの浜辺公園という、ローラー滑り台のある公園があるので、子どもたちは楽しんでいますね。本当に疲れている日は、さすがにずっと家で寝ていますが……(笑)。最近、お客さんから『由佳ちゃん、若いころより、いまがいちばん楽しくて充実しているんじゃない? 』って言われました。たしかに毎日、仕事や育児で大変ですけど、お客さんと接するのも楽しいし、子どもと遊ぶのも楽しい。みんなからエネルギーをもらっているから、パワフルでいられるんだと思います」

地元愛を深めて、発信したい!

 東京にぎりめし米専の客層は、塾帰りの小学生から、味にうるさい地元のおじいちゃんおばあちゃんまで幅広い。テイクアウトもできるが、お店のコンセプトは「できたてのおにぎりを食べてもらうこと」。作り置きをせず、注文を聞いてからその場で握り、ほかほかのおにぎりを提供する。

「やっぱりできたてが一番おいしいんです。ウチはお水からお米、海苔、具までこだわって作っています。コンビニよりお値段は高いですけど、食べたら納得していただけると思います」

「東京にぎりめし米専」こだわりの一品

実際にひとついただくと、お米がほくほくっとして、中の具の味がとても引き立っている。温かいおにぎりがこんなにおいしいなんて! フワッと握る、その握り方にコツがあるらしい。

「お店の多い蒲田と大井町に挟まれた大森は、飲食店を続けていくのはとても厳しいと聞きます。私たちも、常にトライ&エラーをくり返しながら前に進んでいるかんじです。それでも、街の方たちに愛されるお店を目指したいですね。まだまだ知名度は低いかもしれませんが、私が大森の良さを伝えていきたいと思います!」

話してくれた人

林由佳 はやしゆか

東京都生まれ。10代半ばまで代々木公園近くで育ち、その後、南千束へ。中学生のころ、原宿でスカウトされ、芸能事務所に所属。2003年のミス・ユニバース・ジャパンでは一般投票で1位を獲得した。20代は劇団に入り、舞台女優として活動していた。結婚、2度の出産を経て、2015年より東京にぎりめし米専代表取締役を務める。

話を聞いてくれた人

佐々木裕子 ささきゆうこ

フリーランスエディター&ライター。主にビジュアル書籍や企業広報誌などを手がける。屋号「アトリエコチ」での編著に『団地リノベ暮らし』、また共著に『スチームパンク東方研究所』シリーズ、『食品サンプルのつくりかた』などがある。