2016.12.8

忙しくても落ち着ける都会の住宅地で心地よい日々を──藤下奈緒美さん #目黒

慣れ親しんだ街から変化を求めて

 今ではすっかり目黒を気に入った様子の藤下さんだが、それまで住んでいたのは今年の某「住みたい街ランキング」で1位に輝いた恵比寿。駅周りに話題のお店が集まり、仕事帰りに立ち寄れる飲み屋街も充実している。そんな、多くの人が憧れる街をあえて離れたのはなぜなのだろうか。

「もちろん恵比寿はすごく住みやすかったし、私自身とても気に入っていた街でした。だからこそ、これまで3回も場所を変えて8年以上住み続けていたんです。ただ、今回の契約更新のタイミングで、ふと『違うところに住んでみたいな』と思ったんです。恵比寿に不満があったというよりは、新しい場所に自分を置いてみたくなったんですね」

 恵比寿に住んでいた当時は、まさか自分が目黒に引っ越すことになるとは思っていなかった。とはいえ、隣街でもあり、もともと親しみはあったようだ。

「通っている加圧トレーニングのスタジオが目黒にあり、週に1、2回は来ていました。そのころから、恵比寿のようなキラキラした雰囲気はないけれど、緑が多くて静かでいい街だなと思っていたんです。さらに住んでみると、当時とは違った面をいろいろと見つけることができて。今は日々、新しい街の魅力を発見できるので、すごく楽しいです」

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目黒川沿いの緑道はジョギングにも最適

 そんな藤下さんがこの街で一番気に入っているのが、両岸に桜の木が植えられた目黒川沿いの緑道。春の桜、夏の新緑、秋の紅葉など、季節によって美しい景色を堪能できるこの場所は、普段から散歩やランニング、サイクリングなどを楽しむ人でにぎわっている。

「以前からランニングが趣味なんですが、目黒川沿いはとても気持ち良くて走りやすいですね。私は主に夜派ですが、人も多く女性でも安心して走れるのがうれしいです。ずっとガヤガヤした環境にいたからかもしれませんが、この静かな環境がある意味新鮮で、とても心地いい。普段から、とくに用がなくてもふらりと川沿いを歩いたりするんです。そんな何気ない時間がすごく好きですね」

昔ながらの名店や穴場が点在

 近くに住む職場の同僚や友人も多く、最近は食事や飲み会も目黒ですることが増えてきた。目下、近所のおいしいお店を開拓している藤下さんがよく行くのは、多くの飲食店が集まる権之助坂。目黒駅から目黒川にかかる目黒新橋までの400メートルほどの坂に居酒屋、ラーメン屋、カジュアルレストランなどが並んでいる。

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権之助坂周辺には女性だけで楽しめるお店も

「目黒は昔ながらの地元に密着したお店が多いんです。大将がいて家族でやっているようなお店が結構あるんですが、そういうところがおいしかったりする。あとは、コスパのいい立ち飲み屋さんも充実してますね。権之助坂だと立ち飲みビストロSHINは、女同士でも気軽に入れておすすめです」

話してくれた人

藤下奈緒美 ふじしたなおみ

山口県出身。2008年、サイバーエージェントに入社。現在はサイバーエージェント・クラウドファンディングでクラウドファンディングサービス「Makuake」のコンサルティングを担当する。様々な企画や製品を実現するためのアドバイスなどを行っている。

話を聞いてくれた人

石橋夏江 いしばしなつえ

編集プロダクションverb所属。女性誌で料理、インテリアなど生活周りの記事を担当するほか、旅行、恋愛、仕事といったテーマの記事を雑誌やウェブサイトで執筆する。街歩き好きなのに方向音痴なため、プライベートでも取材でも間違いなく迷子になるのが悩み。