2016.12.12

“いい人の多い街”で地元の人々から愛されるサロンになりたい──坂田 彰さん #代々木上原

自分の想いを実現できる街

 代々木上原の居心地のよさにすっかり惚れ込んでいる様子の坂田さんだが、実はご家族で住んでいる場所は経堂のほうだという。サロンまでは自転車通勤。通勤やビジネスといった面から見る代々木上原はどうだろうか。

「自宅からここまで自転車で30分弱です。電車で来るとなると、乗り換えとか通勤ラッシュが大変なので、そういうのを気にせずに通えるというのは助かっていますね。また、うちのサロンは駅から離れた住宅街にあるので、来てくださるお客さまのほとんどは代々木上原に住んでいらっしゃる方です。子育て中のママがお子さんを預けている間にちょっと髪を切りに、とか。それから、自分でオフィスを持ってやってるという男性も多く、仕事の合間に来ましたという方もいらっしゃいます。どちらにせよ、日中のお客さまが多いので、閉店時間の8時には閉められますね。土地柄によっては土日や、平日も仕事が終わる夕方以降にお客さまが集中するんでしょうけど、それだとうちの場合は規模的に対応できないので……。でも、代々木上原では土日も平日も関係なく、毎日コンスタントに流れていく。独立を考えたときに描いていた、一つひとつの仕事をきちんとやりたいという想いは、この街でサロンをオープンしたからこそ、叶えられている気がします」

_mg_0098

スタイリッシュな自転車が多いのもこのエリアの特徴

 椅子が4席ほどの店内は、コンクリートの打ちっぱなしがクールな印象を与える。外から一見しただけではヘアサロンと思えないようなデザインも、この街の雰囲気に合わせてのことなのだろうか?

「いや、まったくそんなつもりはなく、自分の好きなデザイナーさんにお願いしただけです(笑)。でも、結果的によかったかな、と。お客さまにも気に入っていただけて、建築関係のお仕事をされているお客さまが写真を撮っていってくれたり、たまたま通りかかった方には、いまだにネイルサロンですか? とか、アクセサリーショップですか? って言われたりもします(笑)。でも、そうやっていわゆる美容院っぽいかんじがしないところが、逆にこの街に合っているような気がするんですよね」

話してくれた人

坂田彰 さかた あきら

都内のサロンに14年間勤務したのち、2012年に独立。代々木上原でヘアとネイルを同時にできるサロン「DEARL」をオープンする。一人ひとりに丁寧に向き合い、その人に合ったデザインを提供することを心がけている。

www.dearl.jp

話を聞いてくれた人

片貝久美子 かたがいくみこ

編集プロダクション勤務を経て、フリーランスのライター&エディターとして独立。現在はミュージシャンや俳優、タレントなどエンタメ系のインタビューを中心に、雑誌、書籍、ウェブサイトでのライティングを手がけている。