2016.12.27

都心なのに開放感のある、私らしく過ごせる場所──濱田文恵さん #築地・新富町

 住む場所を決めるとき、何を重視するかは人それぞれだ。会社に通いやすい街、自分にとって居心地のいい街、もしくは以前から思い入れのある街――。濱田文恵さんが築地を選んだのは、20代前半のときにした経験がきっかけだった。

「一時期、聖路加病院に入院していたことがありまして。といっても、大きな病気ではなく外傷の治療だったので、患部以外は問題なかったんです。それで、入院中はよく聖路加タワーのほうにある水辺まで散歩に行っていたんです。もともと埼玉出身で、身近なところに水辺がなかったせいか、そこで見た景色がすごく開放的で、東京なのにとても自然が多いように見えたんですよね。そのときから『いつかこういうところに住めたらいいな』と、ずっと憧れていました」

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photos: Raihei Okada

 大学卒業後、まずは新富町で暮らし始めた。そこに2年間住み、更新を機に築地へと引っ越してきたのが今春のこと。築地といえば、築地市場のイメージが強く、銀座や豊洲も徒歩圏内といった便利さが思い浮かぶ。しかし、その一方で人が住む場所としての印象は薄い。

「築地をはじめ、中央区でひとり暮らし向けの物件を探すのはすごく大変です。築浅できれいな物件は狭いのに家賃が高いし、かといって部屋の広さを取るとけっこう古い建物になってしまって。両極端なんですよね。そのうえ、物件数自体がかなり少ないので、私も今回いくつか不動産屋さんを回ったんですが、空いている物件として出されるのはだいたい同じでした。いま住んでいる部屋は1LDKで、正直ちょっと手狭です。なんとか相場よりは安い家賃の部屋を見つけたんですけど、できればもう少し広い部屋に住みたいという気持ちはあります。そんな私の経験から言うなら、もしこのエリアで部屋を探す場合は、気に入った物件を見つけたらすぐに申し込むか、あらかじめ住みたい物件の目星をつけて、そこが空いたら住む、くらいの長期的な計画で臨んだほうがいいと思いますね」

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築地場外市場には濱田さんもよく足を運ぶ

話してくれた人

濱田文恵 はまだふみえ

日中美容研究家。広告代理店で化粧品の企画・販促などを経て独立。現在は、自身の出身地である中国の中医学をもとにした東洋美容や食事法、伝統美容を中心に研究を深め、セミナー講師、メイクレッスン、執筆、広報PRなど幅広い分野で活躍している。

公式サイト:http://lineblog.me/hamadafumie/

話を聞いてくれた人

片貝久美子 かたがいくみこ

編集プロダクション勤務を経て、フリーランスのライター&エディターとして独立。現在はミュージシャンや俳優、タレントなどエンタメ系のインタビューを中心に、雑誌、書籍、ウェブサイトでのライティングを手がけている。

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