2016.12.27

都心なのに開放感のある、私らしく過ごせる場所──濱田文恵さん #築地・新富町

 濱田さんは美容系の広告代理店勤務を経て独立し、現在は出身地である中国の考え方を取り入れた日中美容研究家として活躍中だ。美容のエキスパートとして都内各地を飛び回るほか、執筆や研究など自宅で行う作業も多い。

「当時勤めていた会社からそう遠くない場所だったことも、新富町を選ぶきっかけのひとつでした。でも独立したいまは、自宅があるこのへんに仕事を作る、生み出すといった意識が強いですね。実際、築地駅近くのサロンでメイクやスキンケアのレッスンをしたり、個人で請け負っているお客様との仕事も、そこでスペースを借りて行ったりしています。今後は、東銀座に撮影スタジオを構えるオーナーさんが運営するシェアオフィスを借りる予定なんです

トレンドの最先端とはあえて距離を

「美容感度の高さという意味では、表参道や青山、恵比寿などのほうが流行に敏感な若い世代の方が多いと思う」と話す濱田さんが、それでもこのエリアにこだわるのはなぜだろうか。

「もちろん、最先端のトレンドが身近にあることがうらやましいなぁとも思います。でも、そういうものを一歩離れた場所から客観的に見るというのも、自分の仕事や性格には合っているような気がして。新商品の発表会などはほとんど西のほうで行われるので私も行く機会は多いんですけど、それを終えて地元に帰ってくるとやっぱりほっとするというか。気持ちの切り替えができて、あ〜、今日もちゃんと一日終わったなって思うんですよね。たぶん、こっちでこっそりやっているほうが自分に合っているんだと思います(笑)」

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居心地のよいカフェも点在する

 たまのお休みも、このあたりで過ごすことが多いのだとか。

「意外かもしれないですけど、このへんって図書館が充実しているんですよ。すぐ近くには京橋図書館がありますし、自転車に乗って日比谷図書文化館に行くことも。それから、本屋さんも好きなので、TSUTAYA BOOK SOTRE 有楽町マルイに行って、カフェスペースで何時間も過ごしたりしています。お休みの日といっても、なんだかんだ仕事に結びついちゃうんですよね(笑)」

徒歩圏内で名店の味や新鮮な食材を楽しめる

 公私ともに築地ライフを楽しんでいる様子の濱田さんには、徒歩圏内に行きつけのお店がたくさんある。

「このエリアに引っ越してきて何がよかったかって、とにかくおいしいお店がたくさんあること。夜はちょっと高くて行けない名店とかも、ランチなら手が届く値段で楽しめるので、グルメブロガーさんの記事を参考にしながらいろんなところに行っています」

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人と活気に溢れる築地場外市場

話してくれた人

濱田文恵 はまだふみえ

日中美容研究家。広告代理店で化粧品の企画・販促などを経て独立。現在は、自身の出身地である中国の中医学をもとにした東洋美容や食事法、伝統美容を中心に研究を深め、セミナー講師、メイクレッスン、執筆、広報PRなど幅広い分野で活躍している。

公式サイト:http://lineblog.me/hamadafumie/

話を聞いてくれた人

片貝久美子 かたがいくみこ

編集プロダクション勤務を経て、フリーランスのライター&エディターとして独立。現在はミュージシャンや俳優、タレントなどエンタメ系のインタビューを中心に、雑誌、書籍、ウェブサイトでのライティングを手がけている。