2017.1.21

タワーマンションが建つ再開発エリアと多摩川の緑──福岡壮さん ♯川崎

正しい体づくりを広めたい

 187㎝と長身の福岡さんは、高校時代はバスケットボール部に所属していた。練習中に体を痛めて接骨院に通った経験から、卒業後は「自分の手で人を治せる職業につきたい」と、新横浜にある医療専門学校に進学した。柔道整復師などの国家資格を取得し、ストレングスコーチ(スポーツトレーナーの一種)として活動している。表参道の整体院でチーフコーチとして仕事をするかたわら、2016年12月にはパーソナルトレーナーの派遣会社「ゴリラストレングス&セラピー」を立ち上げた。

「最近は見た目の体型を重視したトレーニングがはやっていますが、見た目を追求することが真の健康ではないと、ぼくは思っています。腹筋が割れた体はカッコいいけれど、必ずしも健康体ではありません。一般の人にも、見せる体じゃなくて、動ける体を目指してほしい」

 福岡さんは自分なりの「科学的な根拠に基づいた、長期的な健康を提供する治療とトレーニング方法」を実践。この「福岡メソッド」に共鳴するパーソナルトレーナーを増やし、世間に広めるために起業したという。「ひとりでも多くの人に健康になってもらいたい」という思いからだ。

「健康はいいですよ。正しいサイクルができると生活が楽しくなります。新事業はまだ男性向けのコンテンツをSNSで発信している段階で、あわせて一緒に働いてくれるトレーナーを募集しています」

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川崎駅東口にあるコリアタウン(セメント通り)には焼肉店が数軒並ぶ

発展途上の新川崎エリアに引っ越し

 福岡さんは武蔵小杉で数年暮らしていたこともある。

「武蔵小杉駅から徒歩5分の7階建てマンションの1Kでした」

 住所でいうと川崎市中原区になり、幸区の隣で実家からも遠くない。近年、武蔵小杉駅周辺は再開発が進み、タワーマンションが林立している。東急東横線・目黒線、JR南武線のほかに、横須賀線・湘南新宿ラインの駅があり、複数の路線が交わるターミナル駅として利便性も高い。リクルート調べの「関東版 住みたい街ランキング2016」では、恵比寿、吉祥寺、横浜に次いで4位にランクされているほど人気だ。

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新川崎駅、鹿島田駅の間にタワーマンションと新川崎スクエアが建つ

 注目のエリアだが、「正直、街のことはあまり印象に残っていないんです」という福岡さん。いまは南武線鹿島田駅から徒歩10分の家に母親と2人で住んでいる。鹿島田駅は最近、新川崎駅と歩行者用通路でつながって便利になった。ハイテク産業の工場や事業所が多く、駅前にタワーマンションが建つ新川崎は、これからの発展が楽しみなエリアだ。

「新川崎も便利ですよ。横浜へは横須賀線でひと駅ですし、渋谷までは湘南新宿ラインで20分で出られます。恵比寿も新宿も1本だし、成田空港だって、快速エアポートを利用すれば乗り換えなしです。それに、市内はバス路線が縦横に走っていて本数も多いので、駅から離れていても不便は感じないと思います」

話してくれた人

福岡壮 ふくおかたけし

医療専門学校を首席で卒業。柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の各国家資格を持ち、NSCA-CPT(全米認定パーソナルトレーナー)でもある。2016年12月に起業した「ゴリラストレングス&セラピー」では、一人ひとりにあわせた施術やストレッチを個人指導するパーソナルトレーナーを派遣。現在、女性向けのコンテンツを作成中。

話を聞いてくれた人

田辺英彦 たなべひでひこ

旅行関係のガイドブック、ムックなどの編集制作を請け負う有限会社クロッシング代表。出版・広告関係の業界誌特派記者を経て、現在も自ら取材、執筆を行う。