2016.9.30

編集者からコンサルタントに。街を掘る楽しみは創造性に繋がる──野田大介さん#代々木

Photographs:Teru (juice & juicy)

高田馬場、原宿、代々木、引っ越しを重ねたからこそわかる街の魅力

 霊験あらたかな明治神宮を望み、新宿の巨大高層ビル群を望む、その間にヒッソリと、予備校の街として全国的におなじみな街、代々木。新宿、渋谷も徒歩圏内で家賃もそこそこ、学生が多いためリーズナブルな飲食店も多い。まさに衣食住が充実している街と言えるかもしれない。

 そんな代々木に居を構えるのが、自身で「shopaholic」(ショッパホリック)というサイトを運営しつつ、ECコンサルタントとして活躍している野田大介さんだ。

 野田さんはストリートファッション誌「OLLIE magazine」(オーリーマガジン)で編集者としてキャリアをスタートしたのち、スニーカー・ブランドやアパレル企業などに転職、それに伴い高田馬場、原宿、千駄ヶ谷と勤務地を転々としてきたそうだ。

「編集者として雑誌を作っていたのは高田馬場です。といっても小滝橋近辺でどの駅からも遠く、さらには新宿、中野、高田馬場すべての方面から下ってくる地形だったので、まさに吹きだまりという表現がピッタリな良くも悪くも劣悪な環境でしたね(笑)。個性的な人も多くて、すぐ近くの落合に住んでいたときは、近くでちょっとした事件があったらしく2回ほど職質をかけられたことも。とある朝、ツルハシを持ったサラリーマンが会社の階段をひたすらぶっ壊している光景を目にしたこともあったり……。ある意味、退屈しない刺激的な街でした(笑)」。

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現在、ベースとなっている代々木は野田さんにとって利点が多いという。その理由は?

「独立して今は代々木に落ち着きました。ファッション関係のECコンサルタントをしている関係で、まずお付き合いのあるアパレル企業が多いことがここに決めた理由の1つ。そして交通の弁がよく、美味しい飯屋も多い。明治神宮にも近く、北参道口から入って昼に息抜きなんてオツな過ごし方もできます。ただご存じのように予備校や専門学校が多く、地場としては良い雰囲気ではないんじゃないかな(笑)? でもその分、飲食店は安くてボリューミーな店は多い感じはしますね」。

サイトのローンチ前後は家に帰れない日もあり、かなりストレスが溜まることもあるそうで、そんなときには仕事の合間に、明治神宮を訪れ、宝物殿の芝生で、特に何もせずにボーッとするのが至福の時間という。

話してくれた人

DAISUKE NODA/「shopaholic」運営。ECコンサルタント

ファッション誌「OLLIE magazine」の編集者を経て、アパレル企業に転職。現在、株式会社FANATIC代表取締役。“買い物中毒のファッション通販アドバイザー ”として、アパレル通販を専門に体験を提供するECサイト支援を実施。今秋10月に大幅にリニューアルされる、SHIBUYA109ネットショップの運営にECコンサルタントとしても携わる。

サイト:https://shopaholic.jp/

話を聞いてくれた人

Tomotaka Hoshide

クラブミュージック専門誌「グルーヴ」、女性ライフスタイルファッション誌「ルイール」元編集長。現在は、フリーランスエディターとして執筆はもとより、書籍、ウェブサイトのディレクションなど幅広い分野で活躍中。

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