2017.3.1

魅力的な食と人。天職と思える仕事をここで続けていきたい──松本勇佑さん #三軒茶屋

バリエーション豊かな飲食店の宝庫

「とにかく飲食店の数がすごく多いんです。しかもさまざまな種類の料理店があって。ネットを見たり、お客さんからもらった情報をもとに気になった店には必ず行くようにしています。最近はよくカフェ巡りをしますね。あとはおいしいパン屋さんも多いです。食べ歩き、飲み歩きが好き人にはぴったりの街だと思いますよ。僕自身、これからも飲食の仕事一本でやっていきたいと決めているので、すごく勉強や刺激になって、仕事の面でも最高の環境だと思っています」

 ただ、引っ越した当時、仕事場があったのは、今や住みたい街の筆頭とも言える人気エリアの恵比寿。通勤や飲食店の多さを考えると、恵比寿に住むという選択肢もあったのでは?

「今はこのお店が好きなので、お客さんともプライベートでご飯を食べに行ったりしますが、当時はあくまで会社という組織の一員だったということもあって、お客さんと一定の距離を保ちたいと思っていました。だからお客さんのいる街に住むという選択肢はなかったですね。恵比寿はもちろん飲食店も多く魅力的な街ですが、僕的には三茶のお店に入ったときの温かい雰囲気とか、店員とお客さん、客さん同士のつながりの作りやすさが好きなんです。しかもおいしいものがリーズナブルに食べられるっていう意味では、やっぱり三茶の方が上かなと思います」

 そんな松本さんがよく行くお気に入りのお店を聞いてみるとーー。

巨大なゴリラが目印のゴリラビル

「ハワイアンレストラン&バーのブッシュマンによく行きます。ジャークチキンやロコモコ、ガパオなんかがあって、ランチもとってもおいしいです。お客さんに連れて行ってもらった世田谷通りと国号246号線に挟まれた三角地帯と呼ばれる一帯にあるもつ焼き勝利というお店もおすすめです。あの辺は道が入り組んでいるので、4回目くらいでようやく場所を覚えました(笑)。それから茶沢通りにある、沖縄料理のゆいまーる食堂はスタッフが全員、沖縄出身者。味はもちろん、スタッフのキャラも立っていて、明るく楽しいお店です」

 ずっと気になっているがタイミングがあわずに行けないでいる店もあるそう。

「茶沢通りに三茶では有名なゴリラビルという建物があるんです。そこの地下のバーがおいしいという話をよく聞くのですごく気になっていて。みんなはゴリ地下って呼んでいるんですが、CHOT BAR ShIELLEというお店です。いつ行っても満席でなかなか入れないんですよね」

話してくれた人

松本勇佑 まつもとゆうすけ

沖縄県出身。上京後、沖縄料理店、出版社勤務を経て、沖縄料理が味わえるバーがじゅまるの木の店長に。お店はカウンター中心のアットホームな雰囲気で、接客から調理までをひとりでこなす。豊富にそろう泡盛と沖縄の伝統料理をベースにした創作料理が特徴。趣味は、勉強も兼ねた食べ歩き、サッカー、読書。美術館や博物館巡りも好き。

話を聞いてくれた人

石橋夏江 いしばしなつえ

編集プロダクションverb所属。女性誌で料理、インテリアなど生活周りの記事を担当するほか、旅行、恋愛、仕事といったテーマの記事を雑誌やウェブサイトで執筆する。街歩き好きなのに方向音痴なため、プライベートでも取材でも間違いなく迷子になるのが悩み。