2017.3.14

制作活動と子育てに適した緑ある生活──樋口太陽さん #井の頭公園

 キャッチーなメロディーで、つい口ずさみたくなる『あたりまえ体操』の歌&曲制作など、音楽クリエイターとして活躍する樋口太陽さん。2010年に福岡から上京し、東京での暮らしは7年目に突入する。樋口さんが現在、妻と息子、犬と文鳥の3人+2匹で暮らしているのは、京王井の頭線井の頭公園駅から徒歩1分のマンションだ。

「先日、東京ではじめて契約の更新を経験しました。6年間で3回引っ越しているので、これまで1カ所に2年以上住んだことがなかったんですよね」と樋口さんは話す。

photos: Raihei Okada

 25歳まで地元の福岡で音楽活動を続けていた樋口さんが上京したのは、先に東京で音楽制作をしていた兄から「仕事を手伝ってほしい」と誘われてのこと。最初に住んだのは中野のアパートだった。事務所と仕事部屋も兼ねた住まいで、兄とふたり暮らし。家賃12万円を折半していた。

 予想していた以上にフリーランスでの音楽制作活動は順調にすすみ、CM曲や『あたりまえ体操』など、芸人さんへ提供する楽曲がヒット。樋口さんは思いきって音楽制作会社を設立した。中野で1年半ほど暮らしたあと、より広い場所で仕事ができるよう、住まいも一新。兄と自分の仕事部屋をそれぞれ備えた5LDK、家賃30万円の一軒家を阿佐ヶ谷で見つけ、もう一人仲間を加えて3人で暮らし始めた。

内見1件目にひとめぼれ

 その後も住まいにまつわる樋口さんの動きは慌ただしい。四ツ谷にスタジオ兼オフィスを構えたり、結婚相手が見つかって阿佐ヶ谷の別の場所で新婚生活をスタートさせたり。そこに犬と文鳥も加わり、今度はペットOKの物件を探すことになった。

「最初は住み慣れた阿佐ヶ谷で、自宅に機材を置けて犬も飼える物件を探しました。でもなかなかいい条件の家が見つからなくて。その頃、たまたま吉祥寺のトランペット教室に通っていたんです。で、教室にも通いやすいし、人気の街だし……と、試しに吉祥寺の物件をネットで探してみたんですよ。そうしたら、『吉祥寺駅から徒歩十数分』と、いま住んでいる物件が出てきたんです。ペット可の物件だし、希望していた3LDKの間取りで。よくよく調べてみたら、最寄りは井の頭公園駅で徒歩1分。この駅に降りたことがなかったから、どんな感じなんだろう、とすぐに内見を申し込みました」

話してくれた人

樋口太陽 ひぐちたいよう

1984年、福岡県生まれ。幼少期よりピアノに親しみ、中学、高校、大学時代はバンド活動に勤しむ。2010年に上京し、本格的に音楽制作を始め、2011年には株式会社オフィス樋口を設立。『あたりまえ体操』の作曲&歌唱の担当をはじめ、CM曲、自治体のPR音楽など幅広いジャンルの音楽制作を手がける。出張ゲームマスターの妻が立ち上げた、株式会社あだちのYEAHの取締役も兼任する。

公式サイト:http://higuchi.asia/ 

話を聞いてくれた人

佐々木裕子 ささきゆうこ

フリーランスエディター&ライター。主にビジュアル書籍や企業広報誌などを手がける。屋号「アトリエコチ」での編著に『団地リノベ暮らし』、また共著に『スチームパンク東方研究所』シリーズ、『食品サンプルのつくりかた』などがある。

Room Album

井の頭公園のルームアルバム

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