2017.3.31

初めは戸惑いもあった東京での新生活。今では喜びばかり──内山美緒さん、宮下彩乃さん

 こうして始まった東京生活。辞令を受ける前は「自分が東京で暮らすとは思っていなかった」と口をそろえる。

内山「東京に住めるというイメージがなかったんですよね」

宮下「私も同じでした。なんか、東京って、郊外から通っている人が多いイメージだったので、自分が23区内に住めるなんて! というかんじです。でも、実際に暮らし始めて思うのは、人が多い……」

内山「本当! めっちゃ人がいますよね。朝のラッシュもびっくりします。潰される〜って(笑)」

宮下「それから、光熱費とかも自分で払わなきゃいけないのが、実家暮らしのときと比べて大きく変わったところですね。今月は意外と使っていたんだなと思うこともあるし、食費に関しても、仕事が忙しくなると自炊できずに外食で済ませることが増えたりしてかさみますね」

内山「たしかに、仕事が本格化するにつれ、平日に自分の時間はなかなか取れなくなってきたとかんじます。その代わり、仕事が休みの週末は、同期の友だちといろんな場所に出かけることが増えました」

初めてのひとり暮らしや上京について楽しそうに話してくれたふたり

いまでは「東京に来てよかった」

 東京で暮らし始めて10カ月が経ち、少しずつ自分のペースがつかめてきたというふたり。当初はあまり気の進まなかった転勤だが、いまでは「(東京に)来てよかった」と思えるようになった。

内山「まず、仕事の面で、東京だとやっぱり規模の大きな仕事が多いですよね。私はいま営業部にいて、オフィスの改装や新規開設などのお手伝いをしているのですが、ほかのエリアに配属された同期の話を聞くと、オフィスにお金をかける企業は少ないみたいなんです」

宮下「私は企画部に所属していて、内山が持ってきてくれた案件の設計などをしているのですが、ただ机を並べるだけじゃない仕事もできるのは楽しいです。また、東京は展示会などもたくさん開催されているので、行きたいと思ったときにすぐ観に行ける環境があるのもうれしい」

 ちなみに、ふたりが現在住んでいるのは江戸川区。内山さんが総武線沿線、宮下さんが都営新宿線沿線の街で、会社までそれぞれ30分弱だという。

宮下「私が住んでいるのは、いわゆる住宅街みたいなところなんですけど、駅から徒歩3分ですし、近くには24時間営業のスーパーがあったり、病院がそろっていたりで、暮らしやすい環境です。逆を言えば、あんまり東京っぽさはないんですけど(笑)」

内山「私の家も宮下と同じく駅から徒歩3分で、近くにコンビニもスーパーも病院もあります。本当に下町で、来たばかりのころは雰囲気的にちょっと怖い印象もあったんですけど、いまはとても住みやすいと思っています」

宮下「私も思っていたより住みやすいと思っています。家賃補助もあるので、ちょっとの負担で東京に住めるのはラッキーですね」

話してくれた人

内山美緒 うちやまなお (仮名)

1993年生まれ、京都府出身。大阪の大学を卒業後、2016年4月に(株)デザインアークに入社。配属を機に、同年5月より東京で暮らしている。趣味は旅行など。

宮下綾乃 みやしたあやの (仮名)

1994年生まれ、岐阜県出身。名古屋の大学で建築を学び、卒業後の2016年4月に(株)デザインアークに入社。配属を機に、同年5月より東京での生活を始めた。趣味は写真、バレエなど。

話を聞いてくれた人

片貝久美子 かたがいくみこ

編集プロダクション勤務を経て、フリーランスのライター&エディターとして独立。現在はミュージシャンや俳優、タレントなどエンタメ系のインタビューを中心に、雑誌、書籍、ウェブサイトでのライティングを手がけている。

このエントリーをはてなブックマークに追加