私の健やかな生活に欠かせない場所、駒沢オリンピック公園
駒沢エリアの一番の顔といえば駒沢オリンピック公園。ゆたかな緑、季節ごとの景色のうつろいに人々が癒される、都内屈指のいこいの場所だ。とくにジョギングコースが有名で、砧公園、多摩川と並んで、世田谷のランナー三大聖地と呼ばれている。公園内にはドッグラン、児童公園なども整備。スポーツ好きだけでなく、ペット愛好家、子育て世帯まで幅広い層から人気のエリアだ。
この駒沢オリンピック公園近くで暮らすのが、「食欲コンサルタント」の肩書きを持つ、村山彩さん。2010年に日本初のアスリートフードマイスターの資格を取得し、野菜ソムリエ、トライアスロンの選手としても活躍している。2013年には、約10万部を売り上げたヒット書籍『あなたは半年前に食べたものでできている』を上梓した。
駒沢エリアに住んで6年目。いまの村山さんにとって、公園は、強い心と体を維持するために欠かせない場所だという。

photos: Masashi Nagao
公園に来る人たちはとってもエネルギッシュ!
「1日に3回、公園に行くこともあります。朝、夫と交代で30分から1時間ぐらい走って、昼は赤ちゃんと犬をつれて散歩します。夜も走りに行ったりしますね。行き過ぎでしょうか(笑)」
2016年夏にお子さんを出産されたばかりなので、現在、トライアスロンのトレーニングは休止中。でも無理をしない程度のランニングは続けている。
「公園の近くに住んでいなかったら、なんだかんだ理由をつけて走っていなかったと思います。正直なところ、走りに行く前って、やっぱり腰が重い。でも、この場所に来ると、頑張っている人たちの姿を目のあたりにするので、パワーをもらえるんです。自然が多いので癒されるというのもあるんですけれど、何より、ここに来ている人たちのエネルギー値がすごく高いと感じます。だから、こちらも元気をもらえるんですよね」