2016.10.14

公園の近くに住む幸せ。癒されたり、パワーをもらったり──村山彩さん #駒沢

生き方と住む街はリンクする

 いまでこそ、食欲コンサルタントとして正しい食生活や運動方法を伝えている村山さんだが、20代の頃はずいぶんすさんだ生活を送っていたとか。当時の職業は映像製作プロデューサー。毎日、深夜まで仕事をし、その後は飲み屋さんへ。ストレスがたまると、がっつりとラーメンを食べまくる日々……。そのころ、ひとり暮らしをしていたのは三軒茶屋だ。

「三茶に住んでいたころは、飲み屋にしか行っていません(笑)。当時は、華やかで人気がある街を求めていました。とくに三茶には、安くておいしいお店がたくさんあったので、それはそれで、とても楽しかった」

 だがその後、不摂生な生活や無理なダイエットがたたり、体を壊した。

「それがちょうど30歳のころ。体を壊してようやく、自分の体と向き合わなければ、と気づいたんです。そこで次のステップを踏むことにしました」

 退職、結婚と大きなライフイベントをたてつづけに実行。野菜ソムリエなどの資格を取得し、栄養学も学んだ。そして、夫から誘われたトライアスロンにも思いきって挑戦してみた。

 トライアスロンの練習ができること。飼い犬の散歩ができること。暮らしに合わせた場所を探したら、自然と駒沢オリンピック公園周辺に行き着いたという。

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駒沢周辺はドッグカフェが充実

 いま住んでいる物件は、公園の東エリアにある2LDKの賃貸マンション。公園からは徒歩で10分ほど。マンションの敷地内には植栽が施され、低層のゆったりと落ち着いた雰囲気がお気に入りだ。

「駒沢大学前周辺は、確かに人気が高いようです。でも、我が家は公園にはそれなりに近いですが、駅からは徒歩15分ぐらいで、不便といえば不便。友人が遊びに来るときは、遠くてごめんね……と、いつも申し訳ない気持ちになりますね」

 朝と夜は家でご飯をつくって食べるが、昼は外食も多いとか。

「駒沢公園通りでお昼ご飯をすませることが多いですね。駒沢公園西口にあるカフェIZM(イズム)は、雑穀ごはんがあったり、バランス重視のメニューを出したりしているのでよく行きます。あとは、コマザワパークカフェ。どちらも、犬が入れるお店だから行っていますね。毎日時間がなくて慌ただしいので、犬の散歩をかねてお昼をすませたい。このあたりはドッグカフェが多いので助かっています」

 村山さんにとって、ほぼ理想的な環境の駒沢エリア。唯一残念なのは、お店の少なさだという。

「隣の三軒茶屋や桜新町に比べると、飲み屋さんやカフェが少ないですよね。そこがちょっと残念……。街に飲み屋さんが少ないから、結果、スーパーで食材を買って、家飲みをしているんだと思います。まあ、健康にはなりますけどね(笑)」

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 そんな村山さん行きつけのスーパーが、オオゼキ野沢店だ。環七通り沿いにあるこのスーパーに、村山さんは頻繁に自転車で通っている。

「駒沢大学の駅近くにもスーパーがありますが、もう、オオゼキのほうが断然いい! 魚、肉、野菜と、すべてが新鮮なんです。安いし、コストパフォーマンスに優れています。先日、駒沢から引っ越された方と話す機会があったんですが、その方は“オオゼキロス”になっていました……」

話してくれた人

村山彩 むらやまあや

食欲コンサルタント。ラジオ局、映像製作会社でのプロデューサー業を経て、2010年にアスリートフードマイスターの資格を取得した。その後、現役トライアスリートとしての知識と経験を活かし、テレビ、雑誌、ラジオ、イベントなどで活躍。食欲コンサルタントとしての指導や、ランニングと食事のイベント、生活習慣病のカウンセリングなど、幅広い活動を行っている。

ブログ ayamurayama.jp

話を聞いてくれた人

佐々木裕子 ささきゆうこ

フリーランスエディター&ライター。主にビジュアル書籍や企業広報誌などを手がける。屋号「アトリエコチ」での編著に『団地リノベ暮らし』、また共著に『スチームパンク東方研究所』シリーズ、『食品サンプルのつくりかた』などがある。